なんじゃこりゃなフリマの戦利品*
2012年 05月 07日
手前にあるのはレースたち。
19ft(6メートル弱)で4.50ドルと高かったけど
黒のレースを探してたのでお買い上げ。
これで作りたかったブライスちゃんのお洋服を作れるぞ(*^m^*)
問題はその後ろにある謎の雑誌…。
これがなにかといいますと…↓
古い日本の雑誌なのです。
今から49年前の小学館の幼稚園7月号。
表紙がミッシング状態なので後姿でのご登場(*^o^*)
前々回のフリマで見つけて以来気になってたものを
今回思い切ってお買い上げしちゃいました。
こんな状態なのに4ドルもしたよ(笑)。
だけど内容は期待を裏切らず可愛らしいもの…↓
古い絵本が好きならばこの時代の幼児向け雑誌も
はまるってもんだよ(o^∪^o)
日本語だから理解もたやすいし(笑)。
しかもこのしろねこちゃんとくろねこちゃんはわたしが
子供の頃大好きだったカロリーヌシリーズに
登場してた子達だったのね!
あんだけ何度も何度も読んでもらった大好きな
お話なのに全然覚えていませんでしたわ…(^^ゞ
そしてここにもわたしの大好きな子達が↓
ブーフーウーだよ~(*^▽^*)
わたしの愛するお人形絵本にも登場してるこのトリオ。
この雑誌が売られた当時はテレビでも放送されていて
それこそ子供の達に大人気だった頃。
となりゃもちろん学習雑誌にも登場してるよね。
1960年代の初めだというのにこやつらなんと
海外旅行してやがる。
なんと、いたりあのろーまについたとこなんだそうだ。
これは、いたりあのめいぶつのすぱげってぃをたべているところ。
にほんのおそばやうどんににてるけどふぉーくで
たべるのはむずかしいのだそうです(笑)。
ちなみにこちらがお人形絵本バージョンのブーフーウー↓
当たり前だけどイラストどおりに再現されてることに
なまら感動してしまう…。
この人形を製作された方の技術はなんと高いことだろうか。
そして小学館の学習雑誌ではおなじみのこの方も…↓
藤子不二雄先生のスーパーじろう。
ドラえもんじゃないけどこの主人公も
ひみつ道具を使っていた。
それなら多分そうではないかとググってみたところ
やはり藤子F不二雄先生の作品でしたわ(o^∀^o)
こういう雑誌のお楽しみはなんといっても附録だよね。
こちらは来月号の附録の案内。
公衆電話が附録って…。
これで電話の受け方やかけ方を学ぶのを
目的に作られたのだそうです。
考えてみるとこの時代はまだ一般家庭に
電話は普及してなかったのかも…。
なるほど。
となると現代だと附録に携帯電話がついていて
それでかけ方や受け方を学ぶのかなあ。
そういう教育はむしろおこちゃまより高齢者に向けて
やってもらいたいのだが…。
父ちゃんに携帯電話の使い方を指導するのは
ほんとに大変だったからさ…(ーー;)
そしておかあさま向けの情報も色々~↓
こちらは世界のおやつ特集。
他にも世界の子供部屋とか世界の子供服など
海の向こうを意識した情報がたんまりと
盛り込まれておりました。
それに何気に楽しいのはこの当時の広告たち…↓
シスコーンのキャラクターが可愛すぎるっ!
そして横にはコーンフレークについて色々書かれてるのだが
この記事がまた非常に面白かった。
この当時、都会の人はとうきびを果物と考えてたのね…。
こっちはちょっと衝撃だった…↓
女性7ってあの女性セブンだよね。
芸能ゴシップやら皇室情報が満載の…。
その広告が幼稚園に載っているとは。
だけどそうだよね、購買層はまさにこの本を
買い与えてるお母さん達だものね。ふむふむ。
これもまた違う意味で衝撃だった広告記事↓
ガスレンジの広告なんだけどなんとこのガスレンジ
この当時の価格で53000円もしてるんだよ!
これはこれはちょっと凄い値段では…(  ̄д ̄)
この当時にこんなハイカラなものがあったとは…。
記事に添えられていたおやつのレシピも
時代をひしひしと感じることが出来て興味深いし↓
マフィンはホットケーキミックスを使ってるんだよ。
この時代からホットケーキミックスでお菓子作りは
あったんだーー!
だけど使われている調理器具が面白い!
マフィン型が無ければおべんとう箱をって…。
そしてそれを蓋つきのフライパンで焼くって。
しかもほたる火って…。
オーブンなんて日本の一般家庭にはない時代だもんね。
子供の頃我が家にあったのも天火オーブンだった。
ガスレンジの上に乗せて使うやつ。
でもそれで友達と一緒にクッキーとか焼いたっけ。
その当時の方が今よりよほどお菓子作りに興味あったよ。
4ドルは高いかなあと思ったけど、それだけの価値は
見出せたかも(笑)。隅から隅までかなり堪能
させてもらっちゃいました (。-∀-)ニヒ♪
古い雑誌ってやっぱり面白いね。
広告を見てるとその当時の暮らしぶりがよくわかるし。
子供向け雑誌だけど半分はお母さんたちに向けられた
記事で構成されてるのでわたしが読んでも
充分に楽しむことができました。
だけどやっぱり変な買物だよねこれは(笑)。
↑押してくれてありがとうね~♪